京都の会便り

2024年9月号
9月1日更新


★★恒例・凛塾合宿のお知らせ★★

一日だけの参加も出来ます。是非ご参加下さい。
参加申し込みは奈良の会・佐藤師範までお願いします。


☆日時 :9月14日(土)午後1時~9月15日(日)午後5時(1泊2日)

☆場所 :千光寺ユースホステル
℡:0745(45)0652
〒636-0945生駒郡平群町鳴川188 
近鉄生駒線「元山上口」駅から徒歩で約1時間、
「東山」駅から徒歩で約40分

☆参加費:  大人10,000円  
         小人・学生7,000円
       (1泊3食付)

☆持ち物: 道衣(ジャージ等でも可)、洗面用具、
着替え、水着(滝に打たれる方)、凛學冊子、筆記用具、
般若心経写経(写経された方だけで結構です)



★京都の会

①各練功会の練功状況  

※各練功会とも、状況を見ながらの練功活動になります。

◎小松原練功会・・・ 各自間隔を取って、形練習と体操などを行なっています。

◎西京極練功会・・・当面の間、政府のガイドライン変更に合わせ
練功時に換気の励行をした上で、マスクの着用を任意にしています。
入室時の手指消毒、検温は継続します。
体調の悪い方の参加はお断りしています。  


②9~10月の予定


*佐藤師範の次回巡回指導日 
9月 22日(日) 10月
27日(日)の予定です。
基本第4日曜日ですが、変更があればお知らせします。
午前は10時~12時、午後は2時~5時です

「凛道司」佐藤師範が小松原で指導されます。参加できる会員の方はぜひ!
◎参加費 ・ 一律500円

<この他、何か予定が立てば決まり次第、この項で掲示します>

  
 

<コラム>木下代師範のつれづれ日誌

comming soon



★塾生レポート(加藤・記)

Vol.28 少林寺拳法発祥のまち 多度津町(たどつちょう)


 香川県仲多度郡にあるJR多度津駅、
ぶらり下車をすると「少林寺拳法発祥のまち」の碑を発見しました。

碑を発見して思わず、少林寺拳法をされていたM先生に聞きました。
すると、「よく香川に来て練習をしていた」と返事頂き、歴史を現実に感じました

 また、友人にこの話をするとお父様が少林寺拳法を習っておられ、
友人が幼少期に「宗道臣先生によく抱っこしてもらった」と聞き、
すごい経験をされているなと感動しました。
そして、復刻版の「拳法教範」の写真をもらい、今度、見せてもらうことになりました。


 しかしながら、浅はかな私は中国の少林寺と同じと思っていましたが、
この少林寺拳法と中国の少林寺、空手の少林寺が違うことを
I先生からご教授頂きました。


 以下、JR多度津駅にあった案内文を紹介させて頂きます。
歴史に触れるって楽しいですね☆

少林寺拳法は、1947年(昭和22年)、開祖、宗道臣(1911-1980)がここ多度津町で、
人づくりの「行」として創始しました。

宗道臣は、強烈な戦争体験の中から、日本の将来を憂い、他人のことが本気で考えられる、
自と勇気と行動力と慈悲心をもった社会で役立つ人を育てたい、という人づくりの志を持ち、
人材の育成にはしっかりとした組織と教育システムが確立されていなければならないと考えました。

そこで、自らが習得していた中国の拳技などをもとに、男女や力の有無にかかわらず誰もが学べて、
自信を得るのに有効で魅力的な技法を編み出し、

「半ばは自己の幸せを半ばは他人の幸せを」
という基本理念と一体となった教育システムを創り上げ、
これを“少林寺拳法”(SHORINJIKEMPO)と名づけました。


          

●凛道実技紹介<第47回>

  
<羅天(らてん) 第7回>  (佐藤師範・監修)

【亮冠(りょうかん)】
~「亮翅冠(りょうしかん)」の略称~

「単鞭」が終わったところから、
息を吸いながら右足を【内指】して<内八字立ち>になっていき、
同時に右手を落として<正雲手>の動きに入っていきます。
続けて左手が<正雲手>の動きで(自分から見て)右の方へくると同時に
左足も<内八字立ち>の歩幅の半分くらいのところまで右へ寄せてきて、
左足が前の<猫足立ち>になります。

   

次に左足を【内踵】させながら転身して、重心を左足に乗せながら、
<正雲手>の動きで一度上がってきた左手で下ろすと同時に、
右手はその手の甲が左脇下を触って上がります。
そして息を吐きながら、重心を右足へ戻していくときに右手、左手と回転させ、
左足が前の<猫足立ち>に戻ったら、右手はもう一度その甲が左脇下に触れます。
続けて回転してきた左手の甲が右脇下を触ったら、
息を吸いながら重心を左足へ移していき、
両手で大きな円を描いていきながら右足が前の<猫足立ち>になります。

     


続けて右足を【内踵】させながら転身して、
重心を右足に乗せながら一度上がってきた右手を下ろすと同時に、
左手はその甲が右脇下を触って上がります。
そして息を吐きながら、重心を左足へ戻していくときに左手、右手と回転させ、
右足が前の<猫足立ち>に戻ったら、左手はもう一度その甲が右脇下に触れます。
続けて回転してきた右手はその甲が左脇下を触ったら、
息を吸いながら重心を右足へ移していき、
両手で大きな円を描きながら左足が前の<猫足立ち>になります。

    


続けて左足を【内踵】させながら転身して、
重心を左足に乗せながら一度上がってきた左手を下ろすと同時に、
右手はその甲が左脇下を触って上がります。
そして息を吐きながら、重心を右足へ戻していくときに右手、そして左手と回転させ、
左足が前の<猫足立ち>に戻ったら、右手はもう一度その甲が左脇下に触れます。
続けて回転してきた左手が右脇下を触ったあと両手で円を描いて、
身幅の大きさのイメージのボールができます(右手が上側で、左手が下側)。

     


最後に左足を前へ出していき、息を吸いながら右手、左手と動かし<四股立ち>となり、
左手の<掛手>になります。

  



【亮冠の分解】 

 <相手の2本の突きに対して>
相手の右拳の中段直突きに対して、左足を後ろに引いて<レの字立ち>となりながら、
身体は半身になっていき左手を落として受けます(このとき、同時に右手は上がっています)。
続く相手の左拳の中段直突きに対して、右足を【内踵】させながら右足に重心をのせていき、
転身して両足を交差させて右腕を落として受けます。
そのあと右手を相手の左腕にからめて、左手は相手の左肩口をロックします。
そして重心を左足へ戻していきながら、相手を崩していきます。

    


<次回も「羅天」を予定しています>




<次号予定>

*会員レポート
*凛道実技紹介(羅天・第8回)
*「あおさんブラブラ歩(ある)記」(第24回)日帰り山ブラ編⑥(休止の可能性有り)

★次回の更新は2024年11月1日の予定です★

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