京都の会便り

2024年5月号
5月2日更新



★京都の会・お知らせ

①各練功会の練功状況 
 
各練功会とも、新型コロナ等感染症の状況を見ながらの練功になります。

◎小松原練功会・・・ 各自間隔を取って、形練習と体操などを行なっています。

◎西京極練功会・・・ 現在のところ、練功時に換気の励行を行ない、マスクの着用を任意にしています。
入室時の手指消毒、検温は継続します。体調の悪い方の参加は厳禁!
  


②5~6月の予定

佐藤師範の次回巡回指導予定日 : 5月26日(日)、6月23日(日)
変更があれば連絡いたします。
午前は10時~12時、午後は14時~17時です
「凛道司」佐藤師範が小松原で指導されます。参加できる会員の方はぜひ!
 参加費 : 一律500円。


<他に何か予定が立てば決まり次第、この項で掲示いたします>



★スロべニアよりユキチ師範の御一行が来日

3月30日(土)、スロベニアで空手道場をされているユキチ(本名・VELMIR JUKIC)師範と、
お弟子さんのBORUT MARKOSEK(ボルト・マルコシェーク)氏、KAMIL FRAS(カミル・フラス)氏の御一行が来日されました。
31日(日)に中部公民館で奈良の練功会に参加され、
翌4月1日から京都・小松原に数日滞在し、小松原でも練功に参加されました。
下の写真は小松原にて。

  

 
 

<コラム>木下代師範のつれづれ日誌 comming soon!



★塾生レポート(加藤・記)


Vol.26 愛媛へ赴任

 4月から私は愛媛県の新居浜市に転勤しました。
この美しい地域には魅力的な観光スポットと美味しい食べ物がたくさんあります。さっそくご紹介しますね。

デザートの画像のようです新居浜名物:ヒット焼き

新居浜名物の「ヒット焼き」は、しっとりとした生地にアンコが入った甘いお菓子です。
関西で言えば、大判焼きのしっとり版みたいな感じです。普通のアンコと白あんの2種類がありますが、私は白あんの方が好みです。
1130円と手頃な価格で、お腹が空いた帰り道にぴったりです。この甘い誘惑には注意してくださいね!

ヒット焼き 甘味処 けやき屋 川西店

愛媛県新居浜市徳常町2-32

https://tabelog.com/ehime/A3802/A380203/38013651/

 

テキストの画像のようです新居浜名物:ざんき

新居浜名物の「ざんき」は、唐揚げの専門店である「驢馬」というお店で買えます。
ジューシで揚げたてを買えて、ビール片手に食べるお昼ご飯に最適です
。ビールとの相性も抜群ですよ!

驢馬(ろば) 本店

愛媛県新居浜市宮原町1932

https://tabelog.com/ehime/A3802/A380203/38012646/

 

山岳地帯

新居浜市は標高1000m以上の山が多く、登山やトレッキングの好適地です。私が最近登ったのは西赤石山で、標高1626mです。
初めての道で迷い、焦燥感に襲われながらも、遺跡やラピュタのような風景にテンションが上がりました⤴️
険しい道をハシゴを使って登り、5時間かけて山頂に到達しました。そこからの見晴らしは絶景で、瀬戸内海も一望できました

帰りは下り道をトレランのように駆け降り、高低差1000mの下りは楽しすぎました!

 愛媛県の新居浜市は自然と美味しい食べ物が溢れている素敵な場所です。ぜひ訪れてみてくださいね!



          

●凛道実技紹介<第45回>

  
<羅天(らてん) 第5回>  (佐藤師範・監修)

【岩波(いわなみ)】

<亮翅>が終わったところから、左足の指先を正面に向けて地面に下ろして重心を左足に移していきます。
同時に左手は自分から見て時計回りに円を描いて身体の正面にイメージのボール(直径が身幅くらい)の下側をかたち作り、
右手は自分から見て反時計回りで上に上がってきて、イメージのボールの上側をかたち作ります。

続いて右足を少し右へ移動させ、それを追うように左足が右足へ寄ってくると同時に、
左手は時計回りに円を描いてからイメージのボール(今度は身体の正面より少し自分から見て右側にできる)の
左の側面をかたち作り、右手は反時計回りで下りてきたら、ボールの下側を支えるかたちになります(ここまで息を入れる)。

そして息を吐きながら左足を左方向に出していき、左足が前の<前屈立ち>になりながら左手は時計回りで下りていき、
右手は反時計回りに円を描いて上がり、今度は<形(かた)>の正面へ向かって左横方向にイメージのボール
(右手が斜め上側、左手が斜め下側をかたち作ります)が一瞬出来てから、
左手はそのままの方向に円を描いて少し上がり(このとき左肘は自然と少し伸びて)、
左肘を少し曲げて締めて、左腕は平仮名の「く」の字のかたちで左手の指先が左肩より少し高い位置のところで収まり、
同時に右手は下りてきて手の平を地面に向けて、身体の正中線の【気海】の前あたりに収まります。
(昔の「円容拳」では、ここまでが<掬捕(すくいどり)>)

       

 次に息を入れながら、両手を手の平の向きを変えながら左手の指先の方向へ少しつき出してから、
両腕を下へ落としながら重心を大きく右足へ移して右足に重心を乗せてしまいます
(このとき右足の膝は曲がっていて、重心は右足の外側ではなく、内側にのっています。
このようにすると、右足にそれ以上は動かない『壁』が出来ます)。

又、このとき下に落とした両腕は重心の移動に伴い、『ふりこ』のように上がってきて右手の平は「天」を向き、
左手は地面に対して垂直に立っています。

続いて息を吐きながら、右の<手刀>を左の手首に当てて重心を左足にのせていき、
左足が前の<前屈立ち>になります。
このとき両腕は肘を伸ばし、両手の平は「地」へ向けてまっすぐに前方に伸ばしていきます
(昔の「円容拳」ではここまでが<岩波>)。

   

 次に息を吸いながら重心を右足に移していき、両手をひいてきます
(このとき左足の踵は地面に着いたままで、指先は地面から離れます)。
そして両手を両腰まで下ろして来たら、息を吐きながら重心を左足へ移していき(左足の指先は地面に着く)、
両手を前へ押し出して左足が前の<前屈立ち>になります。
(ここまでが、昔の「円容拳」では<漕手(こぎて)>。舟の櫓を漕ぐような動きになっています)

   

 引き続き左右が逆の動きに移っていきます。
左足を【内指】(踵を中心に指先を内へ入れる)して<内八字立ち>になりながら、
左手は自分から見て時計回りで上に上がってきてイメージのボール(直径が身幅くらい)の上側をかたち作り、
右手は下りてきてイメージのボールの下側をかたち作ります(息を吸いながら)。

次に右足を左足に寄せながら、左手は時計回りで下がり、右手は反時計回りに円を描いて上がっていき、
今度は身体の正面より自分から見て少し左側にイメージのボールをつくります。
このとき、左手はこのボールの下側を支え、右手はこのボールの右の側面をかたち作ることになります(ここまで息を吸う)。
そして息を吐きながら右足を右方向へ出していき、右足が前の<前屈立ち>になりながら、
左手は時計回りに円を描いて上がり、右手は反時計回りで下りていき、
今度は<形(かた)>の正面へ向かって右横方向にイメージのボール
(左手が斜め上側、右手が斜め下側をかたち作ります)が一瞬出来てから、
右手はそのままの方向に円を描いて少し上がって(このとき、右肘は自然と少し伸びて)から右肘を少し曲げて締め、
右腕は平仮名の「く」の字のかたちで右手の指先が右肩より少し高い位置のところで収まり、
同時に左手は下りてきて手の平を地面に向けて、身体の【気海】の前あたりに収まります。

   

 次に息を入れながら両手を手の平の向きを変えながら、右手の指先の方向へ少しつき出してから両腕を下へ落としつつ、
重心を大きく左足へ移して左足に重心をのせてしまいます
(このとき左足の膝は曲がっていて、重心は左足の外側ではなく内側にのっています)。
又、このとき下に落とした両腕は重心の移動に伴い『ふりこ』のように上がってきて、
左手の平は「天」を向き、右手は地面に対して垂直に立っています。

続いて息を吐きながら、左手の<手刀>を右の手首に当てて重心を右足へのせていき、
右足が前の<前屈立ち>になります。
このとき両腕は肘を伸ばし、両手の平は「地」へ向けてまっすぐに前方へ伸ばしていきます。

    

 次に息を吸いながら重心を左足へ移していき、両手をひいてきます
(このとき右足の踵は地面についたままで、指先は地面から離れます)。
そして両手を両腰まで下ろして来たら、息を吐きながら重心を右足へ移していき(右足の指先は地面に着く)、
両手を前へ押し出して右足が右足が前の<前屈立ち>になります。

   

※【岩波の分解】は次回になります。


<次回も「羅天」を予定しています>




<次号予定>

*会員レポート
*凛道実技紹介(羅天・第6回)
*「あおさんブラブラ歩(ある)記」(第24回)日帰り山ブラ編⑥(休止の可能性有り)

★次回の更新は2024年7月1日の予定です★

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