京都の会便り

2023年1月号
12月31日更新


本年も宜しくお願いいたします!

令和5年 元旦   凛道京都の会 一同

★凛塾京都の会は本年度も、昨年に続き同じスタッフで運営されます

顧問相談役
入江師範

指導部門
入江師範、物部師範、小西代師範、木下代師範  

運営部門
京都の会会長・小嶋参段、会計・木下代師範


入江師範

物部師範

木下代師範

小西代師範

小嶋参段

①各練功会の練功状況 
 
各練功会とも、コロナの動向と状勢を見ながらの練功になります。

◎小松原練功会・・・ 各自間隔を取って、形練習と体操などを行なっています。

◎西京極練功会・・・ 「マスクの着用」「玄関で手指消毒」
「検温」(37.0℃を越える方は練功参加不可)を遵守し、練功を行っています。
※西京極練功会からお知らせ… 練功始めは1月5日(木)になります


②1~2月の予定

佐藤師範の次回巡回指導予定日・1月22日(日)、2月未定日(日)
午前は10時~12時、午後は2時~5時です
「凛道司」佐藤師範が小松原で指導されます。参加できる会員の方はぜひ!
 参加費・一律500円。

1月22日(日)は午前の練功後13:30から新年会です!
参加費1500円。500円以上の差し入れ持参されると1000円です。
オンライン参加も可。

<他に何か予定が立てば決まり次第、この項で掲示いたします>


★凛道奈良の会、飛鳥公民館で最後の練功~2022.12.4 (小嶋・記) 

凛道宗師・廣川先生がご健在の頃から、長年奈良の会の練功活動拠点だった飛鳥公民館での練功が、
昨年12月4日をもって一応最後となりました。
12月18日より近鉄奈良駅より北の、東大寺近くに位置する若草公民館をメインに、練功をスタートしました。

 飛鳥公民館での最後の練功ということで、京都の会から入江先生、私・小嶋、松尾さんの計3名が練功に参加し、
総勢で13人。三戦の形と分解一本組手等を行いました

 
西口先生と衛藤塾長指導のグループ。三戦をメインに練功


 
佐藤先生指導のグループ。肘当六当と征遠鎮を練功




練功後の集合写真



 

<コラム>木下代師範のつれづれ日誌

集まって色々話をしながら食べることの良さを実感

Ⅰ、久しぶりのミニ宴会

2022年12月25日、コロナになって以降、久しぶりに小松原道場で、クリスマス会&ミニ忘年会をしました。
メインは野菜カレーと、鳥の唐揚げ、クリスマスケーキ、豆、その他お菓子など…。
1人で黙食するよりも、やはりみんなで食べた方が楽しいし美味しいものだなと改めて思いました。

お酒も、人により体質があるのかと、内心聞いてびっくりしました。
赤ワインは飲めるけど、白ワインは飲めない、その逆もありとか。。。

私は好き嫌いが殆どないのと知らなかっただけで、「食べ合わせがダメな組み合わせなのがある」という話も新鮮でした。

 
参加者からの差し入れ(日本酒、ワイン、ケーキ、豆、おつまみ系のおかきなど  ※全部の写真は撮れず



小松原道場で出来た梅を収穫し、梅酒を作る(2016年製のもの)

Ⅱ、廣川先生から聞いたお酒のエピソードから・・・

お酒に関することで、生前、廣川先生がおっしゃっていたことがあります。

「お酒に呑まれる飲み方はしないように、常日頃と同じように冷静な判断ができるように」
「特に上に立つ人がお酒に飲まれて冷静さが失ってはいけない、判断誤る、
命に関わることさえあり、周りを道連れにしてしまう…」等

それを聞いてからは、私の場合は飲み過ぎずに嗜むぐらい、自身の許容範囲超えない程度に努めています。
上に立つというのも、何かの団体の代表者などだけではなく、みんな順番に年を取って行きますし、、、。
そういうことを考えると、どの点をどう改善していけばいいか考えながら、
お酒も会話も組手の合気に繋がるなと改めて思いました。
また、お酒に限ったことではなく、毎食食べすぎも良くないですし、
ほどほどが身体にも心にも良いなと思います。


Ⅲ、お酒を飲む時に心がけていること

お酒を飲む時は、精製された安い塩ではない良い塩か、梅干しなどを一緒に取りながら飲むと、
肝臓の負担が軽減され悪酔いしないという昔の食の知恵があります。
お湯割りで焼酎を飲む時は、梅干しをつけた時に一緒に入れたシソを少量入れるとか、
もしあれば干し柿なんかも良いと聞きました。

今回、道場では実践できていませんが、例えば個人でちょっと飲もうかな?と言う時は、
焼酎なら湯割りして自家製の梅干しか、シソを入れて飲んでいます。



まとめ

お金は貯められても、時間は増えない減る一方、
人生いつ何時どうなるかわかりませんし、飲食できる有難さをしみじみ感じながら、
生産者さんに心の中で感謝、宴会だからこそ普段の会話と一味違って、
楽しく飲めて食べながらコミュニケーションをはかりながら、有意義な時間を過ごしていきたいところです。



★塾生レポート(加藤・記)

Vol.18 蠢いた昨年と攻める今年

昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願い申し上げます。



さて、昨年も色んな事に挑戦しました。運動面では4月、10月は50km歩破(ウォーキング)、
8月は自転車で淡路島1/3周(1週はできず)、9月は初挑戦のスパルタンBeastと肉体を使う喜びを感じました。
また、勉強会にも参加し政治・経済、軍事、外交、インテリジェンス、哲学、思想を学び自分の人生についても考えました。
人生とはなにか、お金?人間関係?時間?といったなか、自分がしっくりきたのは「時間」でした。
その時間を有意義に過ごすためにも積極性が肝要だと日々感じます。





凛塾で先生方に手ほどきを受けている中、自分に積極性に欠けているのに気づきました。むしろ、受け身で消極的な感じです。
また、ホリエモンのおなじみの堀江貴文氏の本『ゼロ―なにもない自分に小さなイチを足していく』を読んでいて
「変化をせずにオッサン化」とあり、自分の姿勢が「守」に入っていて、変化を嫌って、ほとんど変化していないことに気づきました。
自分が武術でも攻めずに、守りに入っていたら勝つことはできません。
攻めに出るくらいの気を養ってきたと思っておりますが、まだ行動に移せていません。

そう思うと昨年を感じ一字で表すと「蠢(うごめく)」になります。
土や葉のしたで、虫がもぞもぞと動いている様子です。
行動はしたものの消極的思考なため、成果があがらず、もぞもぞしていたというべきでしょうか。
ただ、春が上に冠としてあるように、生気あふれる幼虫が成虫になって飛び立つことも示しています。

さらに積極的な行動は、積極的な精神が大事とおもっております。
中村天風の「積極の精神」が有名ですが、自分が思った通りにしかならない「強くなるぞと思えば強くなり、儲かるぞと思えば儲かり、・・・」、
こういった中村天風の講和を聞いて自分の心の弱さを知りました。
感情にながされることなく、悲観することなく、もっともっと自分にはできると思い込み、積極的に進んで物事に取り組み、身に付けていきます。

だから、自分自身が飛び立つために生気を養い、積極的な精神で今年は「攻」の姿勢ですべてに臨んでいきます。

今年も何卒よろしくお願い申し上げます。


 

●凛道実技紹介<第39回>

  
<三戦(サンチン) その1>

 ●「三戦」について●

まずは廣川先生が記された冊子『凛学』からの抜粋を記しておきます。

・・・先師 摩文仁賢和より相伝のこと。   
・三戦および転掌は、もと開手のみでなされていたが、東恩納寛量、宮城長順、両師の渡中の経験により、
易筋経(古代中国に於て行われた農業従事者鍛練行)の功法をとり入れ、
さらに高度な武功として完成し、那覇手の中心功(根)として伝えられた。
(中略)
・方法としては握拳と開手の労宮緩緊の暗勁(隠された集中力)を用い、
これに呼吸力(寒熱自在の息吹)と全身の引き締めが加わって、協調し動くことが要求される。
ー 誤説多し 特に記す ー
・百術ありといえども、一命を運命(さだめ)るは一術一拳也。  東恩納寛量
 如意足根力覚道


そして廣川先生からお聞きしたお話では、この<三戦>を東恩納先生は7年、
摩文仁先生は3年かけて練功されたとのことです。
廣川先生ご自身も、摩文仁先生より「3年頑張れますか?」と問われ、「はい」と答えられると、
1日7時間(朝から夕方まで)来る日も来る日も続けられたそうです。
そうすると3ケ月後摩文仁先生は
「廣川さん、あなたの右に出るものはいませんよ」と仰られたとのこと
(但し、廣川先生ご自身は『おせじ』だと感じておられましたが…)。
何年かかろうと毎日コツコツ取り組む姿勢が大切である。

「この『形』をものにすれば、他の『形』も変わっていく」と仰られ、
<三戦>を練功することの大切さを強調しておられました。

 又、形の名称については、二度以下のような興味深い話をお聞きしたことがあります。
「<サンチン>という形の名称(音)に<三戦><三鎮>などの漢字があてられた。
この<サンチン>という方の名称(音)は
…あくまで私見ではあるが…中国のTAO(タオ)に『精気神』という言葉がある。
中国語読みでは『精(チン)』『気(チ)』『神(シン)』。
『精』は下丹田([気海]の奥)、『気』は中丹田([壇中]の奥)、『神』は上丹田([印堂]の奥)。
それぞれ[衝脈]([百会]と[会陰]を結ぶ身体の中心を通る道筋)上に位置する。
そして姿勢は、この『精』・『気』・『神』をまっすぐに貫くことが大事である。
為に <神精(シェンチン)>」という元々の音が<サンチン>と変化して、
そういう名称になったのではないか」とのことでした。


・・・では、続いて形を行う上でのポイントを見ていきましょう。

【起勢・・・放位】
結び立ちになり、両手は右手を左手の上に重ねて[気海]の前辺りに置きます。
息を「ハー」と吐きながら親指同士、小指同士が『十字』になるよう交差させ、
次に息を吸うときに両手が少し上に上がって、手の平を下に向けます。
(このとき、右手の親指は左手の[合谷(ごうこく)])の位置に置きます)。

そして息を吐きながら両手を下ろし、左手の[労宮]から気の杖(ステッキ)ができ、
地の奥へ奥へと吐いていきます(このとき両目は軽く伏せます)。

  

地球の奥・地球の裏側(アメリカ)まで行った気が戻ってくるのを
「ふあっ」と受けるようにして両手を体側に開きながら、両脚は「外踵」して平行立ちとなり、
息を吐きながら両手を握って拳にしていって垂直に下ろし、
体に気が漲るのを感じます。
このとき前腕は地面に対して垂直になるようにしてやり、両目はカッと見開きます。


  

 両腕は地面に対し垂直に
次に息を吸いながら、体は脱力して右膝は左膝に寄ってきて、
両肩を内へ入れて両腕はそのままのかたちで前腕の真ん中で交差(右腕が左腕より手前)し、
そのまま息を吸いながら上へ上へと上げていきます(このとき同時に右足は前へ出ていきます)。

 そして両拳は[印堂]の高さ辺りで離れ、息を吐きながら
両肘が下りて両前腕が並行になった状態(『沾(てん)』…相手の攻撃の突きに触れた状態)から
両手を開き、横受けのかたちとなります (『粘(ねん)』…相手に触れたところから拳を返して外へ開く)。

この時、右足が前の<三戦立ち>となります。

   


『沾』(てん)

『粘』(ねん)

<放位>のときに注意することは、体側あった両拳が、
体の前にイメージした斜めの平面を『扇(おおぎ)』のように円を描いて動くことで、
そのとき腕のかたち(少し肘が曲がったかたち)は、ほとんど変わっていません。


<次回も「三戦(サンチン)」を予定しています>



★「あおさんブラブラ歩(ある)記」21回目・日帰り山ブラ編③(小嶋・記)

◎山ブラ(登山)編 【金剛山(こんごうさん)、大峰山(おおみねさん)→山上ケ岳】 

よく登山で多くの人が訪れる山は、大概神々しく神聖な感じがありますが、
その中でも今回は特に関西で取り上げたい山、金剛山と大峰山を登山したレポートを掲載します。 

<金剛山(こんごうさん)>

大阪と奈良にまたがる大阪一高い山・金剛山。
標高1125mで最高地点は葛木神社本殿の裏にある葛木岳(ただしここは立ち入り不可)。
ロープウェイはあるが現在運休中だとか。楠木正成ゆかりの千早跡や国見城がある。
樹氷を見ながらの金剛山登山を期待し、1月の中旬に計画し実行。
晴れた朝の6時半に自宅を出て、8時半前に現地の駐車場着。軽い準備体操後、8時37分に登山開始。

登山者だけでなく山頂に参拝される方が多いためか、道中は石段から木の階段などがあり、割と快適に進む。
快適なのはいいけれど、あっけなく9時45分に頂上着。
違うコースから登ったり、ダイヤモンドトレイル(縦走コース)を行けばまた違った感想になったと思います。
山頂の史蹟などを拝見後、10時半に下山開始。11時17分には駐車場に着き一路帰宅。

  
登り口  
  
道が分かれるが、どちらに行く?(すぐ合流になるけど)


山頂にて
  
山頂を散策

樹氷どころか雪は全くなく、あっさり終わったという感想。レポートも薄っぺらくなりましたが、
実はこの金剛山は、凛塾の合宿で恒例の千光寺と繋がりがあります。
「金剛山登山について」と「千光寺・金剛山の関係等の説明」については、
金剛山へ何度も登頂していて、度々千光寺でも「行」を行っている松尾さん(西京極練功会)が、
私などよりも遥かに詳しいので、いずれ松尾さんから出されるであろう(!?)レポートに委ねることにします。

 


<大峰山(おおみねさん)① → 山上ケ岳(さんじょうがたけ)>

大峰山も日本三百名山の一つで、山上ケ岳・八経ヶ岳・釈迦ケ岳などが含まれ、最高峰は八経ヶ岳。
別々に3つとも登りましたが、今回は大峰山を狭義で指す奈良南部の山上ケ岳の登山です。
山上ケ岳は標高1719m、修験道の聖地で山伏修行の場であり、今も女人禁制。
(隣の稲村ケ岳は女性もOKなので別名「女人大峯」とよばれます)。

  
清浄大橋か?
 
 女人結界門の前で
 
頂上の「お花畑」

ゴールデンウィークの晴れた朝5時半に自宅を出発。8時10分に清浄大橋茶屋ガレージ着。
いつものように準備体操をして8時35分にレンゲ辻ルートでスタート。
9時50分頃に「女人結界門」を通過。10時23分に「お花畑」の頂上着。
頂上付近の修験の根本道場「大峯山寺山上蔵王堂」あたりでは、般若心経を唱える声が聞こえてきます。
天気も気候も良く、スカッとした景色が見られて絶好の登山日和でした。

  
  
 

11時半に宿坊西ノ覗ルートから下山開始。途中にほぼ店は閉まっていたと思いますが、
腹痛の時に飲む陀羅尼助の販売店が何軒もあり(宿屋もあったと思います)
「山上の陀羅尼助商店街!?」とでもいう感じの所がありました。
…こんな山の上に陀羅尼助の店が何軒も軒を連ねていて、
わざわざここまで買いに来る人がそんなにいるのか(それだけ需要があるのか)少々気になりました。


1時半に頃に山門駐車場に到着し、帰路途中に道の駅に立ち寄りながら、午後5時過ぎ帰宅。
神聖な山に好天の中登山できたので、なかなか良かったです。

 
これが「山上の陀羅尼助商店街⁉」
 
行き帰りとも下山温泉街を通る



(続)





<次号予定>

*会員レポート
*凛道実技紹介(三戦・2回目))
*「あおさんブラブラ歩(ある)記」(第22回)日帰り山ブラ編④

★次回の更新は2023年3月1日の予定です★

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