京都の会だより

2021年11月号
11月1日更新

①京都の会 各練功会の練功状況
★各練功会とも、コロナの動向と状勢を見ながらの練功活動になります。

◎小松原練功会・・・ 各自間隔を取って、形練習と体操などを行なっています。

◎西京極練功会・・・ 練功の際は入室時に手指消毒、検温実施
(37.5℃以上の人は練功参加をお断りしています)。
練功スペースの密を避けるため新規入会はしばらく停止中です。
また、感染状況により練功を休止することがあります。



②佐藤師範の京都巡回指導
「凛道司」の佐藤師範が京都小松原道場で指導されます。
主に第4日曜(12月と1月は休み)
佐藤師範直々に指導されます。参加できる方は是非!
*ただし緊急事態宣言が発生すると中止になります。

◎次回の予定・・・11月28日
午前の部・10時~午後の部・14時~
◎参加費・・・一律500円。


<この他に何か予定が立てば決まり次第、この項で掲示する予定です>

★木下代師範のつれづれ日誌

7月18日(日)、数年ぶりに京都の愛宕山へ登山。
参加者は、物部先生・加藤君と私の3人でした。
久しぶりに登ってみると、一部の景色がガラッと変わったように見えました。
というのは、近年の台風被害により倒木があちこちに見られ、びっくりしたというところです。

 



二年前の台風被害で今になっても再建されていない小さなお社。
しかし、新芽が出てきている様子を見て、生命力があふれているように感じました。




去年5月上旬に退院して1年2か月後、久しぶりに愛宕山登山に挑戦する物部先生

無事に登山を終えたのち、北大路の物部道場があった場所はどうなったのか確認しに行きました。

今年の5月中旬に不動産屋へ引き渡されて間もなく、用心も悪いということで早めに取り壊しをすると聞いていましたが、
更地になったのを目の当たりにすると、やはり内心何とも言えない気持ちになってしまいました。


始まりがあれば終わりが来るのは仕方ないことですが・・・。



物部道場が懐かしい・・・。記憶の中に存在し続ける光景の数々・・・。
 

 

  



物部道場が無くなってからは、北野白梅町近くにある小松原道場(入江道場)で活動開始。
早くも11月に入りました。

コロナ渦になる以前の平日の小松原道場での練功会は、水・木曜日の16:30~18:00までありましたが、現在は木曜日のみの練功会となっています。
日曜日は毎週、換気を十分にしながら、少人数で練功に励んでいます。







★塾生レポート(加藤・記)

Vol.011 総本宮 京都 愛宕神社 登拝 

 

少し前になりますが、梅雨の文月に、物部師範と木下代師範、私で京都の愛宕神社に参拝しました。そのせいもあり、千日詣の看板がありますね。

愛宕神社の御祭神は火の神様であられる迦俱槌命(かぐつちのみこと)です。
古事記では伊耶那美神(いざなみのかみ)から産まれる時、御陰(みほと)に火傷を負わせてしまい、それが影響して伊耶那美神は神避(かむさ)りあそばされました。
(神避:神様が亡くなること)

 神社を参拝する上で古事記は欠かせません。

  愛宕神社は愛宕山にあり、その愛宕山は京都市北西部、上嵯峨の北部にある標高924メートルの山になります。
山城国と丹波国の国境にある山でもあり、明智光秀が本能寺の変を起こす前に訪れ、連歌会で詠った句も有名ですね。

 

ときは今

あめが下しる

五月哉

 

二の鳥居から愛宕神社までの道のりの約4.5km、古事記や戦国時代の歴史を感じながら登拝するのは、神秘的で気を一層高められます。

 物部先生は若かりし頃によく愛宕神社に登拝されたそうです。
昔はケーブルカーやホテルもあり、道中にその跡地を先生から教えて頂きました。今以上に昔のほうが栄えていたような気がしました。
本殿に参拝後、京都市を一望しながらおむすびを食べて、一息、至福のひと時でした。
少しだけ貴妃参式をして、身体を伸ばしました。消耗された気が満ちた感じがありました。
やはり自然で行う練功は格別ですね。今後も先生方と自然とたわむれたいと思います。

 参考文書
・現代語古事記 竹田恒泰

・愛宕神社HP



●凛道実技紹介<第32回>

<立功 その2「亀蛇(きだ)」>

今回も「立功(立って行うエクササイズ)」に分類されている『亀蛇(きだ)』について触れていきましょう。
これらは読んで字の如し、動物の動きを真似して行い、その動物が持つ自然な動きを身につけようとするものです。
「亀(かめ)」の持久力と「蛇(へび)」のしなやかさ。
また「亀」と「蛇」については、いずれもその生命力の強さも身につけたい要素です。


●「亀蛇(きだ)」●

<「亀」かめ>
①足は平行立ちとなります。
まずは両手で、それぞれのもう一方の肘辺りを持ち、一本の棒のようにします。

息を入れながら、その棒(腕)を体のそばを通りながら上方へ上げていきます。
このとき、その腕の棒が上がってくることで両肩が上がらないように、両肩は後ろに逃がしてやります。
そしてその棒が顎の下辺りまで来たら、次に息を入れながら「オー」と声を出していき、棒を前方へ出していきます。
そこから棒を(膝を曲げながら)下へ下ろして行きます。
(このとき息は吐きながら口を閉じて「ムー」と声を出しながら行います)


       前への回転


       逆回転バージョン



<「蛇」へび>

①足は平行立ちで真っ直ぐに立ち、両腕を体の横側に水平に上げます。
そのままの形で体を捻じっていき、両腕も捻じっていき顎は倒していきます。
そして元に戻り、また逆方向に捻じっていきます。この一連の動きを何回か繰り返します。

   

②続いて①と同様に、両腕を水平に上げます。
今度は体を捻じらずに正面を向いたまま、両腕を捻じります。
そのときに頭を左右に動かします(インド舞踊のように)。
この一連の動きを何回か繰り返します。

 

③両足を合わせて立ちます(閉足立ち)。
体の前で両手を合わせて、両腕を一本の棒のようにします。
そしてその棒を左右に動かします。そのときに、膝は腕の棒とは逆方向へ出していきます。
この一連の動きを何回か繰り返します。

   


④ ③と同様の姿勢になります(閉足立ちで両腕を一本の棒のようにします)。
体の前に仮想の平面をイメージして、その平面上を両腕の一本の棒が円を描くように回転させます。
同時に膝は腕の棒とは逆方向に出していきます。
途中で腕の棒は「巴」を描くようにして、回転の方向を逆回転にします。
この一連の動きを何回か繰り返します。


<次回も立功の予定です>




  「あおさんブラブラ歩(ある)記」14回目・山ブラ編①(小嶋・記)

◎山ブラ(登山)編  イントロダクション

コロナ感染状況は幾分沈静化傾向とはいえまだまだ第六波の恐れもある今日この頃、
趣味のブラブラ歩きも随分ご無沙汰になってます。
さて京都の会では、加藤君と松尾さんが登山に行くことがあり、時々山の話題が出ます。
そこで思い付きになりますが、ここ数年間に登山へ行った際の写真を使った、
・・・これも写真(景色)や内容が旬を過ぎてきていますが;山ブラ(登山)編を何回かやってみます。
なお、凛道京都の会で何回も行っている愛宕山・比叡山・大文字山は、
当ホームページの月報で度々掲載しているため、ここでは除外しています。

 
立山に行った時のもの。これらはかなり昔のため山ブラ編では除外予定(その1)

山ブラ編は毎回、柔道整復学校時代の同期生が計画し、同行させてもらったここ10年のものです。
(といっても最初の5~6年に集中してます)
アルプス方面へ行くときは、私の仕事などの都合から2泊3日は難しかったので、常に1泊2日のパターン。

土曜の未明に京都を出発して午前に現地着。即、登山を始め夕方に山小屋着。
翌日は辺りが薄暗いうちから山小屋を出て登山を再開し、夕方に登山を終え急ぎ京都に戻り、
翌朝月曜の出勤・・・と、山によっては少々強行なスケジュール。

日本百景やアルプス縦断などされている方、登山慣れした方には別段何ともない行程ですが、
私のような凡人中年には結構きつかったこともあります。
でも不思議なもので、撮りためた写真を眺めていると思い出が美化されるのか、
キツかった思い出よりも良かったなぁという気持ちが勝る。
・・ということで、山好きによる本格なものではなく
「ついて行ってた人」レベルのオッサンによるレポートということで始めたいと思います。

 
立山に行った時のもの。これらはかなり昔のため山ブラ編では除外予定。(その2)

レポート作成に伴い、ここ10年で登った山を見直してみました・・・

★日帰り登山・・・ ポンポン山、剣尾山、長老ケ岳、比良山、御在所ケ岳、
伊吹山、金剛山、山上ケ岳、葛城山、蛇谷ケ峰、竜ヶ岳、高見山、
奈良三峰山、藤原岳、蓬莱山、鎌ケ岳、綿向山、入道ケ岳、八経ケ岳、
醍醐山(~石山寺)、釈迦ケ岳、矢筈ケ岳、 大神山、金勝アルプス(龍王山)、
白山、武奈ヶ岳、雨乞岳、皆子山、赤坂山(この中には複数回登山した山も含まれます)

★山小屋泊(1泊2日)・・・ 薬師岳、劔岳、甲斐駒ヶ岳、白馬・唐松

・・・以上の中から、次回は「試練と憧れ」の劔岳レポートを予定。

 
立山に行った時のもの。これらはかなり昔のため山ブラ編では除外予定。(その3)


(続)





<次号予定>

・各会員レポート 
・凛道実技紹介(立功・第3回)
・あおさんブラブラ歩記(第15回)
(変更の可能性あり)

★次回の更新は2022年1月1日の予定です★

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