2018年1月号
1月1日更新
旧年中はお世話になりました。今年も宜しくお願いいたします。
平成30年1月1日 日本凛塾 京都の会スタッフ一同
★平成30年度 京都の会役員
顧問相談役
入江師範
指導部門
入江師範、物部師範、小西代師範、木下代師範
運営部門
会長・小嶋参段、会計・木下代師範
昨年と同じ陣容で継続です。
入江師範 |
物部師範 |
木下代師範 |
小西代師範 |
小嶋参段 |
★京都の会 年末活動レポ(木下代師範・記)
京都凛塾の年末恒例行事は、忘年会のみ、登山は時間の都合がつかず、またの機会にということになりました。
今回は初めて小松原道場と道枢葆光庵・凛道空手道場の2箇所で忘年会をしました。
小松原道場での忘年会の主な参加者は、水・木曜の空手練功者&中国語学習者&数人の留学生で、毎年恒例のおでんを食べ、
道枢葆光庵・凛道空手道場では少人数ミニ忘年会でしたが、こちらも良い時間を過ごすことが出来ました。
年明け初日の練功会は7日(日)から。
参加者&自身も含めて新しい発見の連続になるような過ごし方が出来れば良いなあ‥と思います。
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★物部師範コラム 初伝「筋肉」+中伝「?」+奥伝「?」=秘伝(「?」は今後発表)
あけましておめでとうございます。
初伝「筋肉」
空手の形の練功を通して、目指すものは幾つかありますが、今回は初伝の筋肉からの見方を説明したいと思います。
先ず、体内の筋肉はいかなる状態がベストなのか?
現在の知識では抗重力筋(重力に対抗するインナーマッスル)が強く、身体の全体のバランスを保つ働きをよくしていること。
そのためには内層筋(インナーマッスル)が粘り強く、しなやかであること。
内層筋に対して外層筋(アフターマッスル)は柔らかく、きめ細やかにコントロ-ルできること。
両者の条件を満たした上で「調和」している。
この中で特に重要な要素は内層筋の中に縮みの箇所を持たないことが重要である。
内層筋、外層筋合わせて筋肉はおよそ650あり、その中で内層筋の縮みは体の歪みだけではなく、
重大な病の原因にもなりかねない程、身体にとって重大な意味をなす存在です。
その縮みを無くす方法は、関節と筋肉の引き合いです。引き合うことで血液が循環し、柔らかい筋肉になります。
そのためには外層筋をより柔らかく使い、身体内の関節と筋肉を元の正常な位置に戻す必要があります。
そのための具体的な方法は、「空手」の形練習がベストだと思います。
動きに緩急があり、指先から動く精妙な動き、後ろ回し蹴り等大きな動きもある凛道の形すべてをマスターすれば、
100歳になっても若々しく、自由に動く身体を持てる可能性があると信じて日々練功に励んでいます
★連載企画第六回「入江師範(凛塾京都の会顧問相談役)レポート」
京都の会の重鎮であり、他派との積極的な交流など多方面で活躍されておられる入江師範の連載コラム。
内容はお任せです。
●凛道実技紹介<第10回>
<双貫耳(そうかんじ)、登脚(とうきゃく)、恕封(じょふう)> 形では「抜棍」の後、両手が下から弧を描き右足を上げると共に、両手を顔のところまで上げていきます。 分解は相手に襟を掴まれた状態から両手を顔の前に上げていきます。 分解 双貫耳の後、顔の前で両手交互に外から内へ円を描きながら、反対方向に猫足立ちとなります。
登脚の後、両手と左足を一度下ろし、次に右甲と左膝を一緒に上に引き上げるようにします。 下勢 下勢の後、右腕が下から上へ弧を描き前方へ、対して左腕は下に下りていきます。 恕封
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<次回予告>
*新年会レポートと平成30年の計画
*入江師範の「武術雑感」(第8回)
*凛道実技紹介(第12回)円容旺(円旺)3回目
(変更の可能性あり)
★次回の更新は3月1日の予定です★