2017年11月号
11月1日更新
★物部師範の「健康塾」が「道枢葆光庵」に改名!
今年9月に北区の物部道場「健康塾」が「道枢葆光庵(どうすうほうこうあん)」に改名されました。
「道枢」の名は入江師範から贈られました。
練功フロア3面に足揉みフロア1面、台所や物部師範の書斎、2階も部屋があり、合同練功や宿泊も可能な所です。
入り口はここです |
物部師範、道枢葆光庵にて |
・・・では「道枢葆光庵」物部師範からコメントです。
『道枢葆光庵(凛道空手)』 道枢とは? 物事のかなめ、核心だけを追及する。 葆光とは? 物事に白黒つけない。対立のない薄ぼんやりしたあいまいな世界観。 相矛盾する二つの哲学が共存する不思議な道場です。 日々の練習は空手の形に氣のボールを融合した、 球または円を目指したやわらかい動きを追求しています。 2017、10月 物部雄次 |
★連載企画第五回「入江師範(凛塾京都の会顧問相談役)レポート」
京都の会の重鎮であり、他派との積極的な交流など多方面で活躍されておられる入江師範の連載コラム。
内容はお任せです。
●凛道実技紹介<第10回>
<起勢~腿鎮(たいちん)、抜棍(ばっこん)> 今回から円容旺(円旺)に入ります。元々この形ができた頃は「円容拳(後に「円容之拳」)の後半」と呼ばれていました。 起勢 分解は相手の前蹴りに対して、蹴りの軌道の側面すれすれに足を踏み込んで体重移動します。 分解
相手が蹴りから順突きの連続攻撃でくれば、両手で円を描き、突きを流していきます(下の写真、左から1,2枚目)。 分解
形では腿鎮の後、両手で円を描いた流れから、両手とともに右足を横へ一歩進め、四股立ちとなり、 続けて左手は下から上へ弧を描き、左足は左手に追随し右足に寄ってきます。 抜棍 棒が抜けなくなった相手に金的蹴りを入れ、肩を決めていきます(写真下段)。 分解 <次回は双貫耳(そうかんじ)、登脚、恕封(じょふう)です> |
*** 凛塾 行事予定 ***
*12月中旬頃 小松原忘年会(日時決まり次第、この項に掲示します)
<次回予告>
*練功と年末行事のレポート
*入江師範の「武術雑感」(第7回)
*凛道実技紹介(第11回)円容旺(円旺)2回目
(あくまで予定です。変更の可能性あり)
★次回の更新は1月1日の予定です★