2015年11月号
11月1日更新
★「第2回 西京極空手演武会」 12月27日(日)開催!
昨年、7会派が集まり西京極・葛野(かどの)小学校体育館で
「第1回西京極空手演武会」が開かれました(当HP本年度1月号に掲載)。
友好会派のみの集まりとはいえ見応えある演武の数々に、
参加された師範の先生方や門下生の方からも大変好評を得ました。
今年も葛野小学校の体育館を会場に、昨年参加された参加会派・道場にオファーをかける予定です。
今回は凛塾奈良の会にも参加依頼をしています。
日本凛塾京都の会にとって「西京極空手演武会」は
<他派との交流発表の場で、各々が出来るだけいい状態のものを披露する場>となります。
京都の会の会員はできるだけ見学だけでも参加して下さい。
内輪の集まりとはいえ質の高い師範方の演武が披露される貴重な機会ですので、
興味のある方は是非いらして下さい!!
友好的な方の見学や飛び入り演武参加歓迎です。
「第2回 西京極空手演武会」 日時・平成27年12月27日(日)午後一時開場〜午後四時半まで |
昨年の西京極空手演武会より
★平成27年度 千光寺合宿報告
9月12日(土)、9月13日(日)に奈良生駒の千光寺にて恒例の合宿が行なわれました。
京都の会からはメリー代師範、小嶋参段と原田初段補(ともに西京極練功会)が参加。
練功内容は昨年に続き、円容臨の形と分解練習が行なわれました。
山門がきれいにリニューアルされました |
「この水車にくくられて滝行やって言うんかな?」 |
籠盛りの栗が売ってました。塾長、早速購入 |
西口主席師範による円容臨の分解解説 |
今回の合宿は少数精鋭の様相でした |
この日の滝。結構水流が強い |
原田初段補の滝行 |
小嶋参段の滝行 |
★「凛塾京都の会&身体塾知成会」の合同稽古会(小松原にて)
8月30日(日)、・・・雨が降ったり止んだりの蒸し暑い中、
原田初段補の仲介で身体塾・知成会と凛塾京都の会の交流コラボ企画「合同稽古会」が小松原練功場で行なわれました。
知成会といえば小松原演武祭と西京極空手演武会で、足立師範による絶対静止状態や合気道的な気の武術の演武が披露され、
参加された方々から大変反響がありました。
今回、遠路・福知山市から知成会の吉岡宗家と足立師範(当HP「この人」掲載)はじめ門下生の皆さんが来られ、
京都の会からは入江・物部両師範、木下代師範、小嶋参段、原田初段補が参加。
他に凛塾奈良の会から佐藤師範、沖縄剛柔流武明会・野津代表、合気拳法・籔内弐段も参加。
奈良の会から西口主席師範と正内初段が見学に来られました。
安全な練習のため、安全マットが敷かれた |
はじめに参加者全員の自己紹介 |
今回は知成会・吉岡宗家の教授の下、どの流派にもいかせる知成会の身体繰法が紹介されました。
神秘的に見えた技法の数々を実演・指導で丁寧に解説されました。
「他派なら秘伝にして教えないけど、ウチは教える」と吉岡宗家は笑っておられましたが、
微妙で繊細な心法が関わってくるため、教えていただいても簡単にできるものではありません・・・・(苦笑)
吉岡宗家が凛塾奈良の会・佐藤師範に向かい合いの指導
絶対静止状態から力を使わず相手を崩す |
多人数掛け。このように崩していける |
知成会の門下生の方々と練習することで、体感で感じることも多々ありました。
大変貴重で有意義な機会だったと思います。
遠路はるばる来て頂いた吉岡宗家と知成会の皆様に御礼申し上げます。
これを機にこれからも交流が行なわれれば素晴らしいですね。
今回の集合写真。有意義な機会でした
今回参加された知成会の皆さん |
稽古会の後で懇親会(食事会)が行なわれた |
★佐藤師範の「形 講習会」実施(健康塾にて)
シルバーウイーク中の9月22日(日)、北区の「健康塾」(物部道場)で奈良の佐藤師範による形の講習会がありました。
京都の会からは入江、物部両師範と木下、メリー、小西各代師範、安福さんが参加。
午後から小嶋参段とスペシャル・ゲストとして知成会の足立師範も参加されました。
足立師範は「今回は凛道を勉強したい」と来られたのですが、私達も足立師範から学ばせていただきたい上、
8月の合同稽古会(前記)に参加していなかった、メリー、小西両代師範と安福さんにも足立師範の技を体験できる機会なので、
佐藤師範は凛道の日常功を、足立師範は身体操法の一部を、それぞれ交代で公開・指導の形で進行しました。
参加者にとっては有意義な機会となりました。
佐藤師範(右から三人目)の「日常功」
足立師範(一番奥)の身体操法の説明
繊細な感覚を丁寧に指導されました
左から佐藤師範、入江師範、足立師範
※凛道コラム「形<悟水(ごすい)>」
凛道のエッセンスが凝縮された形「円容之拳」は、技法が(特に後半部)追加され「円臨」と「円旺」が誕生しました。
そして、形「悟空之拳」も沢山の技法が追加されて「悟水」「悟火」が生まれた・・ となるのですが、
凛塾では特に「悟水」とソパーリンパイとの関連について、凛塾塾生に配布される教材冊子で以下のように記載されています。
・・・糸東流の「スーパーリンパイ」は、現在全空連の指定形とされている剛柔会の「スーパーリンペイ」に倣っているが、
一部気の用い方の違いはあってもその動きは大同小異である。
但し糸東流には別に秘拳「ソパーリンパイ」(詠春訛り)の初段、弐段、参段がある。・・・
・・・糸東流裏之伝では、この「ソパーリンパイ」弐段、参段の多彩な足技を、左右対称の一つの形とし、
「鶴は水流に学ぶ」に従って「悟水」と名付けたが「艮揚」はその入門の形である・・・
(共に「空手道裏糸東相傳稽古」冊子より抜粋)
「壱百零八」弐段、参段と悟水との関連性については、著名な空手家であり多数の沖縄空手書籍の著者・新垣清先生が
「月刊空手道&フルコンタクト」誌2015年10月号でご自身の見解を発表されています。
関連性の検証についてはここで何ともいえませんが、技法についてお話しすると意表をついた後ろ蹴りをはじめ、
多彩な蹴り技がパッケージされています。バランス感覚や間合いなど難度が高いので、有段者以上の形かと思います。
多くの秘訣や要点があり、興味のある方は直接凛道練功会で稽古の上で学んでいただくか、演武の機会に見学していただければと思います。
(以下、衛藤塾長による悟水の演武写真)
※インフォメーション「小松原の中国語講座」
小松原練功場にて、ほぼ毎週火・水・木曜に中国語講座が開催されています。
大きなテレビ画面を使い、中国人講師と生徒達で楽しくフリートークをしながら単語を拾い上げたり、
そこから話を広げて中国語を学んでいきます。
参加毎にその都度リーズナブルな参加費を徴収するシステムです。
「面白そうだな」「参加してみようかな」と思われたら、当日小松原にいらして下さい。
講座の様子。フリートークで楽しくやってます |
講師の黄先生(右から二番目)と参加の皆さん |
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★次回の更新は12月31日の予定です★