2015年9月号
9月1日更新
平成27年9月12日(土)13日(日) |
★「月刊空手道&フルコンタクト」誌で凛道空手が紹介されました!
沖縄空手の身体思想・操作や伝統形などの著書を発行されている著名な空手家・新垣清先生による記事が、
空手専門誌の「月刊空手道&フルコンタクト」誌に連載されています。
新垣先生は今春に小松原練功会へ取材に来られ、
京都の会の入江・物部両師範と奈良の会・佐藤師範に面会、
形演武を見ていただいたり意見交換をされました。
その際の事も参考にされて、今月号(平成27年10月号)の「月刊空手道&フルコンタクト」誌にて
凛道空手と悟水の形、凛道宗師・廣川師範が紹介されています。
是非ご覧下さい。
物部師範指導のもと、形練習に励む |
小松原の皆さんと「羅天」の形練習 |
★身体塾知成会との合同練習
平成27年8月30日(日)、原田初段補の企画による身体塾知成会との合同練習が小松原練功場にて行われました。
知成会といえば、西京極空手演武会や小松原演武祭で足立師範が護身体術として合気道的な演武をされて大変反響があったため、
今回は足立師範の師で知成会宗師・吉岡師範(今月9月上旬より、当HP”この人”のコーナーで紹介)が直々に、
門下生の方々と共に小松原へ来られました。
凛塾京都の会から入江師範、物部師範、木下代師範、小嶋参段、松尾初段、原田初段補が参加。
凛塾奈良の会からも佐藤師範や、他流派の方々も参加されました。
今回は知成会の技ではなく、どの流派にも生かせる身体運用が紹介され、
知成会門下生の皆さんと交流練習会として行なわれました。
この時の模様は、次回11月号に掲載します。
今年の小松原演武祭の合間に、足立師範(右端)による解説を交えての実演が行なわれた際の写真
★スタンダードクラス(担当:木下代師範)紹介
水曜・木曜は、立功(動物の動きを真似た動作含む)、1分ずつ片足立ち、足首回し、
股関節体操、指回し、日常功などをしてから、形(かた)の練功をしています。
このクラスは、形を覚えるということを重要視しすぎないで、個人のペースに合わせながら、
普段使っていない筋肉の部分を動かす=頭の柔軟体操にもなる等、
そういう点をメインに思いながら練功しています。
肘当六当から始まり、現在は、形は、公相君をメインに練功しています。
やり始めた当初は、覚えてやれるかな等、心配していましたが、
似たような動きが所々あるけれど、微妙に違う点など理解されてきたりすると、
のみ込みやすくなってきたかも、とか、聞くと良かったなあと思います。
身体全体を出来る範囲で程よく使いながら、
のんびりペースで出来るだけ無理なく進むというスタンスで、今後も取り組んでいく予定です。
(木下代師範・記)
★オマケ1 「カーミ(瓶)のはなし」(原田・記)
皆さんは「体を鍛えるトレーニング」といえばダンベルやバーベル、マシーンを使ったウエイトトレーニングを思い出すでしょう。
ですが「空手由来の鍛錬」というと何を想像されるでしょうか?
ここに紹介いたしますのは、何の変哲もない瓶です。
下記の写真は紹興酒の瓶ですが、一杯飲んでアルコールで体の中を鍛える訳ではありません。
沖縄空手伝統の鍛錬具の一つ、「握り瓶」もしくは「三戦ガ−ミ」です(沖縄の言葉で瓶の事をカ−ミといいます)。
私の見知りの沖縄の先生いわく、紹興酒や泡盛の瓶が.大変手に馴染みやすいとのことです。
瓶を持って三戦や四股立ち等で移動稽古をする事で、握力、腰の粘り、肩を落とす等、様々な鍛え方が出来ます。
皆さん、身近にある花瓶や壺が鍛錬具に見えてきませんか・・・?
原田初段補所有の鍛錬瓶
三戦や四股立ち等で鍛錬をします
※編集注:実は今回、原田初段補所有のこの瓶は、ある偶然から入手し、その経緯も掲載したかったのですが、
某お店が関わってくるので、もしお店の了承が得られたら当ホームページでレポートします。
★オマケ2「ジュニア大会観戦」(小嶋・記)
7月26日(日)、大阪府立体育館にて白蓮会館主催「全日本ジュニア選手権大会」が行なわれ、
友人夫婦の愛娘・川口真美選手が出場するというので応援に行ってきました。
白蓮会館はフルコンタクトカラテ界では関西屈指の大団体で、大会も参加流派・参加道場の数と参加選手は毎回大変多いです。
そんな中での川口選手の熱闘に元気をもらいました。
川口選手(赤い面)のファイトショット |
川口一家と柔道整復学校の恩師・松井先生(左端) |
・・・追記。
翌8月に行なわれた「世界総極真兵庫カップ大会」に出場し、
参加したクラスで準優勝したそうです。おめでとう!
★次回の更新は11月1日の予定です★